安田現象監督、種﨑敦美登壇!プレミア上映イベント開催!イベントレポート公開!
2024年11月5日(火)に映画公開に先駆け、東京国際映画祭アニメーション部門にて『メイクアガール』プレミア上映イベントを実施。
監督・脚本をつとめた安田現象監督、主演の0号役・種﨑敦美が登壇するイベントとなった。
満席で埋められた会場の拍手に迎えられ安田現象監督、声優の種﨑敦美が揃って登壇となった。早速、映画の完成に対し感想を伺うと種﨑は「アフレコはだいぶ前で、やっと今日はじめてお客様に観ていただく喜びと緊張が入り混じってます。監督の想いがこもった映画をやっと観ていただける気持ちも嬉しいですし、この作品を心待ちにしている方々もたくさんいると思いますので、その方々にも早く観てほしい気持ちでいっぱいです。」と語った。続く安田監督は「チームで作ったといっても、4人のアニメーターと3人のモデラーという人数で90分を作ったので、非常に不安なところからスタートしたのですが、『ホントに出来上がるものなんだ』と自分自身で驚いております。こういう上映直前のイベントにようやく立って、今更ですが安心感に満ちています。」と観客を前にして安堵のコメントを述べた。
さらに、作品に踏み込む形で今回のストーリーやキャラクターがどのように作られたか安田監督へ伺うと、「いつも作るショートアニメもコンセプトから作るタイプなのですが、この作品は自分がニートをしていた時期に、人には関わりたくないけど、人間関係には、なにかの形で関わりたい,,,,人間関係を広げたいという想いから、“科学的に友達を作ろう”と考えて作品化したのが、ショートアニメ「メイクラブ」になります。ただショートアニメを映画化するのではなく、今回、映画として改めて一から作りました。」と制作する過程を話した。
そんな作品に登場する「0号」というキャラクターを演じる上での意識したことを種﨑に聞くと、「0号は人造人間なので、データや記録はインプットされているんですが、動き出してからの経験はない生まれたばかりの子供のような状態だと思いました。真っ白な状態から成長していくキャラクターなので、実際のアフレコ現場で他の役者さんと掛け合いをして成長していこうと当時現場に向かって行きました。」と0号とともに成長する意気込みでアフレコに臨んだことを語った。さらに、収録時の印象的なエピソードを聞くと種﨑は「休憩中の安田監督とお話させていただいた際に、『この現場でいろんなことを学ばせていただいております!ありがとうございます!!』とお礼をされて、『貪欲な監督だぁ!笑』と思いまして、全てのところから常に作品に繋がるアンテナを張っている方だと感じました。」と当時の安田監督の印象を話した。
最後に、これから映画を見る観客に向けて見どころを勧められると、種﨑は「見どころはたくさんあるんですけど、『あれ?これは?』と思うところが見どころになると思います!それを覚えてもらいつつ、1月31日に改めて劇場で確かめてほしいです。」と公開後にも再度劇場に足を運んでほしい気持ちを伝えた。安田監督は「ヒロインが生まれて、まずは人になり、そしてその先どうなっていくのか、彼女の成長に注目してほしいです。また今日上映するのは、映画祭バージョンとして主題歌は隠した特別バージョンとなります。主題歌の詳細はまた後日発表となりますので、楽しみにしていてほしいです。」とこれからの『メイクアガール』の最新情報にも注目してほしい旨をコメントし会場は幕をとじた。